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【鬼怒川氾濫】「ソーラーパネル設置のための丘陵部掘削工事も原因」説が浮上

いまだ救助作業が完了していない鬼怒川氾濫による大規模な浸水被害。

そんな中、以下の2014年の記事が話題となっております。

 風野芳之議員が鬼怒川沿いの太陽光発電事業について質問されています。

質問より答弁のほうに情報量が多かったので、そちらのみ引用します。

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◯都市建設部長

それでは、風野議員の御質問にお答えいたします。

 鬼怒川左岸の若宮戸地区につきましては、堤防が築かれていない無堤部が約1キロメートルにわたり存在しておりますが、通称十一面山の丘陵部 が自然の堤防の役目を果たしておりました。御指摘の若宮戸地先におきましては、ことし*13月下旬に若宮戸地区の住民の方より丘陵部の一部が掘削されていると の通報があり、現地を直ちに確認し、鬼怒川を管理している国土交通省関東地方整備局下館河川事務所へ報告したところでございます。当該地区は民有地であっ たため、民間事業者の太陽光発電事業により丘陵部が延長約150メートル、高さ2メートル程度掘削されたものでありました。今年度の出水対策といたしまして、下館河川事務所で検討をしていただいた結果、太陽光発電事業者の土地を借りて丘陵が崩された付近に掘削前と同程度の高さまで大型土のうを設置することとし、現在常総市とともに交渉を進めている状況であります。また、今後は下館河川事務所において築堤の事業化に向けて検討していると聞いております。

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◯道路課長

このソーラー事業に関しましては、建築物をつくるものでもないということですので、開発とかそういう届け出は市のほうになされておりませんでした。そういうこともございまして、ちょっと把握はしてなかったんですが、土のう設置について何回か接触しておりまして、その中の話では、大体6月中くらいに整地が終わって7月から太陽光パネルを設置するという予定で聞いております。

d.hatena.ne.jp

 

 また、以下のツイートも上記の引用箇所と関連があるような記述がみられます。

 

 

これらにより、この「若宮戸のソーラー発電開発」というキーワードが報道と結び付いて、

 

国土交通省によりますと、茨城県内を流れる利根川水系の鬼怒川は、常総市若宮戸付近で堤防から水があふれる越水が発生し、新たに、筑西市の船玉付近と伊佐山付近の2か所でも越水が発生しました。

www3.nhk.or.jp

 

タイトルの説が浮上しております。

未検証ですが、この説に触れるツイートが増えておりますので、今後の報道・情報に進展がありましたら取り上げていきたいと考えております。

*1:筆者注:2014年