あなたの信用情報が知らないうちに点数化されて外部提供 「Yahoo!スコア」の回避方法
ヤフー株式会社は3日、「ヤフーが保有するビッグデータから開発した「Yahoo!スコア」 7月1日よりビジネスソリューションサービスの提供を開始」というリリースを発表した。
日本経済新聞によれば、ヤフーはユーザ個人の「信用スコア」を、ネット通販での購買実績、ヤフーへの支払いの滞納回数や、飲食店予約サービスのキャンセル率などを基に900点満点で数値化し、外部に提供しているという。
ヤフー側は「ユーザーのプライバシーの保護に十分配慮のうえ実施しており、パートナー企業への「Yahoo!スコア」提供は、Yahoo! JAPAN IDを連携する際に掲出される同意画面において、同意を得たユーザーのみ対象となります」としているが、その「同意画面」において、こうした個人の信用情報がヤフーと提携する企業にまで行ってしまうとまでは認識していない人も多い。
ヤフーは「「Yahoo!スコア」の作成を希望しないユーザー向けに、作成の停止、およびパートナー企業への提供を停止できる仕組みを提供」しているといい、そもそも作成しない、という方法をとることが出来るようなので、以下にその方法を記載する。
STEP1
Yahoo! ID でログインし、「プライバシー・メール配信」から、「Yahoo!スコアの作成・利用」へ飛ぶ。
STEP2
Yahoo!スコアの作成・利用をオフにする。
STEP1 の画面で、「Yahoo!スコアの作成・利用」以外の項目でも、他の情報が外部企業に利用されたままとなっている項目もあるかもしれないので、この機会に一緒に見直しておこう。
追記:2019/06/09
信じられないことが行われていました。
Yahoo!スコアのオプトアウト画面(スマホ版)ですが、6/6までclass="ads"が設定されており、広告ブロックアプリユーザは、設定部分が消えてオプトアウトできない設計でした。
— 280 (@280blocker) June 7, 2019
現在はclass="optWrap"に変更されています。
広告ブロッカーに配慮しろとは思いませんが、敢えてadsと設定したのは? pic.twitter.com/koOCRopqJs