「どうして中国人は国にGoogleへのアクセスを遮断されても声を上げないの?」に対する、ある中国ネイティブの回答

Quoraでピックアップされていた質問「Why do the Chinese not raise a voice against the State blocking Google, Facebook and other services?(なぜ中国人は国家にGoogleやFacebookなどへのアクセスを遮断されても声を上げないのでしょうか?)」への回答がちょっと気持ちよかったので、それをカンタンに訳してみます。

致命的な間違い等がありましたらご指摘いただけると非常に助かります。

 

 

あなたはなぜ、私たちが「一切声を上げていない」とお感じなのでしょうか?

 

下の画像を見てみて下さい。これは中国国内のインターネット上でよく見る画像です。
ちょっと訳してみますね。*1

 

政府のグレート・ファイアウォール*2はGoogleへの中国国内からのアクセスを禁じています。


これはつまり、「Google Scholar(論文検索サービス)」のような学術研究に不可欠なサービスまでもを国民がアクセスできないようにブロックしているということです。

 

もしあなたが、こうした検閲に耐えられないと思ったら、このページをWeiboやWechatなどでシェアしてください。

 

 

2013年の初めにはGitHub*3までもがグレート・ファイアウォールにブロックされましたが、国内のソフトウェア開発者らの強い反対により、このブロックは解除されたのです。

 

戦わずして自由は勝ち取れないのです!
もしよかったら、これをみんなで拡散させることで、グレート・ファイアウォールに少しずつでも圧力をかけていきましょう。

 

 

もしあなたが、私たちに街頭に出て声高に自由を叫ぶことを期待しているのであれば、我々に向かってゴム弾が飛んできたり戦車が出動したりすることで、確かにあなたはCNNを観て私たちの自由を求める声を知ることが出来るでしょう。

 

私はGoogleのサービスを愛しています。
でも、だからといって私は自分がいま与えられている程度の自由を(もちろん自分の命も)危険に晒したくはありません。

 

そうした騒動を起こしていないからといって、私たちが「一切声を上げていない」ことにはなりません。


私たちはこのページをシェアすることで、たとえばGoogleの代わりにAOLを使ったりというように、グレート・ファイアウォールを回避するための情報を交換しあっているのです。

 

私たちはこのように「声を上げて」いるのです。

 

他の文化圏の人々に向かって平気で「どうして黙ってるの?」と質問してくるような人間に対して、”We won't make a drama out of it doesn't mean we have been doing nothing.”と答えるあたり、ちょっと気持ちいい返しですよね。

ここまで読んでいただいた方にその爽快感もシェアできていれば、個人的にはうれしいなあと思ったり。

 

わたくしごと:「今週のはてなブログランキング 〔7月第4週〕 - 週刊はてなブログ」にて
「今、アメリカ経済は好調です。車が飛ぶように売れていきます。理由は低所得者向けの低金利ローンです。」について - Not-So-News」を紹介いただきました。

はてブ付けていただいた皆さま誠にありがとうございました!

*1:Wang氏英訳の拙訳なので注意。

*2:GFW(金盾):中国政府が運用するインターネット通信への大規模な検閲システム

*3:世界中のソフトウェア開発プロジェクトを管理・共有するサービス