センター試験に替わる「大学入試新テスト」の国語がにわかに宅建力試してくる件

現在の大学入試センター試験は2021年1月(2020年度)から、筆記試験も盛り込まれた大学入学共通テスト(仮称)へと移行する。

以前より個人的には、共通テストでマークシート採点処理できないような問題を出すことは、大いなるリソースの無駄遣いだと表明してきたが、もうこれは既定路線らしい。

 
日経新聞によれば、30年ぶりとなる大学入試大改革となるものの、試験を作成するのは英語を除き、大学入試センターに変わりはないという。

そこで、従来よりも「思考力や表現力を測る」という新試験はどんなものなのか、大学入試センターが公表する記述式問題のモデル例(国語)を眺めていたところ、記事タイトルのような問題が出ていたので取り上げる。


あれこれ文章で述べるよりも、実物*1を見てもらった方が早いので、以下に引用する。

 

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ん!?

国語の問題で「駐車場の管理会社」!?「契約書」!?
そしてさらに先に進むと…

 

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ついに駐車場の賃貸借契約書をセンター試験に出す時代が来た!!
しかし我々はここで忘れてはいけない。

これが「記述式」の問題であることをーー。

実際の問題はさらにすごいぞ!

 

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突然の賃料改定に泣き寝入りしない消費者の鑑!

 

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今度は契約書をちゃんと読み込みトラブルを未然に回避しようとするサユリちゃんに!
すごいぞサユリちゃん!(でもなんだか国語っぽくないですね。教科書も変わるんでしょうか…)


この他にも国語では架空の行政機関が作成した景観保護ガイドラインのあらましを読んで問題に答えさせたり、数学では公園整備計画で銅像の設計について考えさせるなど、なぜか全体的に行政目線で記述式の作問が目立つが、大学入試共通試験で重説が出てきたり、DCF法を適用したりと、地味に不動産力が試される日も近い!?