旧アブラハムHDの関連会社「ヘッジファンドダイレクト」、Wikipediaステマ疑惑で話題に

「いつかはゆかし」でその名をネット上に熱く知らしめた、かつてのアブラハム・ホールディングス(現・あゆみトラスト・ホールディングス)のグループ会社であるヘッジファンドダイレクト社が、2ちゃんねるの「【百科事典】ウィキペディア【Wikipedia】」板で、「Wikipedia日本版の2016年10大ニュース」候補に、多くの選者による圧倒的な支持を受けて名を連ねていることが分かった。

【百科事典】ウィキペディア第1773刷【Wikipedia】 [無断転載禁止]©2ch.net

 

これは以前、

Wikipediaでは多重アカウントによる編集合戦がみられるなど、

nots.hatenablog.com

 と簡潔に紹介していた事例にあたる。

 

ヘッジファンドダイレクト - Wikipedia」においては、多重アカウントによる編集合戦が3月から徐々に炎上を始めたもようで、それが10月末にかけてピークに。

ブログ「ウィキペディアのはなし」によれば、ようやくその騒動も落ち着きを見せてきたとのこと。このブログではその顛末*1がまとめられている。

ウィキペディアのはなし: ヘッジファンドダイレクト・ステマ戦争②

 

ウィキペディア事情には詳しくはない我々にとって、今回の炎上におけるキーワードは「靴下(ソックパペット)」である。

 

前述のブログでは、今回の一連の騒動を以下のように説明している。

ウィキペディアでは原則、ひとりにつきアカウントは一つというルールがあり、ひとりがたくさんのアカウントを作って別人のふりをして投稿する「多重アカウント」は禁止されており、作られた他のアカウントは「ソックパペット(靴下)」と呼ばれます。

(中略)

今回はこの「多重アカウント」でソックパペットを量産、別人のふりをして議論を攪乱し、ステマを防止しようとする善意のボランティアを圧迫し続けるという非常に悪質かつ見苦しい戦いが展開されていました。

ウィキペディアのはなし: ヘッジファンドダイレクト・ステマ戦争①

 

結果、これらの多重アカウントにより編集された同社に関する2016年8月14日付けのWikipediaページが以下。現在では当時の記述が修正されている。

ヘッジファンドダイレクト - Wikipedia(2016年8月14日時点)

 

今回の騒動をすなわち「ステマ」とみなす直接的な証拠はないと思われるものの、多数の「靴下」が作成され、行動が組織的であった点や、それら「靴下」により同社が広報上利用してきた過去の記事やリリース等をもれなく掲載していた点などが、2ちゃんでは今年の重大ニュースとして評価されたようだ。

*1:ただし、このブログでは、本件に関する記事2件しか存在していない点に一定の留意が必要かもしれない。