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マークダウンにTex で数式も挿入したいときに最高の無料エディタ「Typora」

内部・外部を問わず、勉強会の講師などを担当するようになり、レジュメのような資料を作る際に、数式を書きたくなることがあります。


今回は、どうしても数式の挿入をMarkdown と併用したくなったときに、いろいろ検索しまくって見つけた無料ソフトがめちゃめちゃ使えたという話です。


文書内にTex で数式を盛り込みつつ、その数式のプレビューも表示しながらMarkdown 文書を書くことができ、非常に便利なソフトです。

 


もちろん、普通に使っても非常にシンプルで使いやすいMarkdown エディターなのですが、Markdown 文書内に数式を書けるツールがないか探していた私にとって、これを発見して使ってみたときの感動はものすごいものでした。*1

 

https://i.gyazo.com/3b130534ba9b12bae9826ace93245b82.png

 

こんな感じでだらだらと気楽に書けます。

 

https://i.gyazo.com/df84cb55294790f1da8d878305a82713.png

 

直感的に ”$ $”で囲むだけでTex 挿入。改行すれば勝手に変換されますが、数式プレビューも便利です。

 

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そして望む形式でのエクスポートにも対応しています。めちゃくちゃ便利。
Mac と Win で md ファイルをやり取りしながら両方で使っていますが、今の所どちらでも文字化けなくストレスレスです。


ちょっと前まで、勉強会資料はパワーポイントでのスライド作成が多かったのですが、「R」という統計ソフトを利用している際に、レポーティングファイルをMarkdown で出せることを知ってからは、面倒なパワポ作業をやめてしまいました。

 

グラフやGyazo で取り込んだスクリーンショットなどを盛り込んだ縦長のMarkdown 文書を作成し、エクスポートしたHTML ファイルをブラウザで開いてみんなに読んでもらう方が遥かにラクであり、いまのところクレームも一切ありません。

 

文系なのでパワポの数式エディタとか*2使ってましたが、「LaTeXコマンド集」を参照しながら、少しずつ入力に慣れてきていて、段々文書作成スピードも上がってきていて本当にTyporaサマサマです。これで無料はとにかくすごい!


最後に、MSがんばれ。

*1:理系のプログラミング出来る方がいろいろと環境を構築していらっしゃいましたが、文系ノンプログラマーの自分にはハードルが高くて高くて

*2:スーパー面倒くさく